androidの事情#1 ストレージ

iphone勢にはわからないAndroidの事情の連載第1弾としてAndroidならではの仕組み、ストレージについて解説していきます。

1,ストレージの種類

いであればアクセスできるストレージは端末のストレージとUSBメモリなどの外部ストレージだけです。しかし、Android端末の場合はそれに外部ストレージも加わり3種類となります。
ひとつひとつ見ていきましょう。

1.1,内部ストレージ

まずは内部ストレージです。これはAndroidの用語です。IPhoneの場合は単にストレージとでも言うのでしょうか?
この内部ストレージはパソコンのCドライブに当たる部分で端末にもとから埋め込まれているストレージのことです。通常はeMMCかSSDが利用されています。

IPhoneの場合はSDカードスロットがないため通常の使用ではすべてのデータが内部ストレージに格納されます。

さてAndroidの場合です。端末によって仕様が全く違うので一概には言えません。すべての端末の共通の仕様としてはOS、キャッシュ、一部のアプリのデータが格納されていることです。
私の愛用しているWAS-LX2Jという端末の場合は内部ストレージに、OS,アプリ,一部のアプリのデータが格納されます。
他の端末ではアプリをSDカードに保存できたり、OS以外の端末のデータを内部ストレージとSDカードでRAIDを組んで保存できる場合もあります。

1.2,外部ストレージ

この機能はIPhoneや一部のAndroid端末には存在しない機能です。一般的なAndroid端末であればsimトレイに併設されたSDカードスロットにSDカードを差し込んでストレージを拡張します。Huawei端末だとNMカードの場合もありますが、やり方は同じです。
外部ストレージを差すことによって内部ストレージでは不足していた保存領域を拡大させることができます。また、デフォルトの保存場所を外部ストレージに変更することによってアプリのパッケージデータの保存場所を外部ストレージに切り替えることができます。
ただ、この機能を使ってしまうと保存場所がSDカードになるためランダムアクセススピードが落ちることがあります。またSdカードに保存するためデータ保管への信頼性が下がります。私も何度かデータを飛ばしたことがあるので正直信頼していません。
1.1で書いたRAIDはSDカードを挿入した一部の端末で使用できます。対応端末はほぼないけど、、

2,ストレージへのアクセス権限

Iphoneはセキュリティがきつくて(自社サービスを使わせるためのほうが正しい)使いづらいなどとよく言います。実際にストレージによく表れています。

IPhoneについて考えてみましょう。まず、ろくなファイルマネージャーがないです。その時点で使いづらいです。またmp3などの音声ファイルをIphoneだけではいじれないことやアプリのデータが格納されているファイルを見ることができないことがあげられます。

Android端末はどうでしょうか?root化しなくても通常使用するファイルであればほぼ全てにアクセスできます。インターネット上にある音声ファイルをダウンロードしてスマホだけで着信やアラーム音に設定できますし、知識があればスマホだけでアプリのデータを書き換えることもできます。まさに小さなパソコンといったところです。

3,オンラインストレージ

これについては書く必要はないと思いますが一応ね。
オンラインストレージに関してはOSに関わらずアプリが存在するか?ウェブサイトが対応しているか?といったことに依存します。
Google DriveやdropBox等の有名どころは対応していることが多いので特に気にしなくても大丈夫です。
ストレージに関する比較記事でした。
OTG関連は通信かファイル転送の回でやろうと思います。


最近知ったけれどOTGってちゃんとした用語のひとつなんだね。USBの仕様書にも明記されてたから。



以上

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