「覆面調査」皆さんはこのワードをご存じでしょうか?調査員という身分を隠して一般の客として店舗に入り調査をする仕事です。私は2019年はじめごろから時々参加して稼いでいます。そんな覆面調査の実情をいろいろ書いていきます。
仕事と報酬
仕事内容は主に2つで保険や携帯キャリアの調査をする非購入のもの。アウトレットパークやブランド店舗などで調査をする購入を伴うものです。私は前者の非購入のものをやっていました。案件によって報酬はことなりますが1件1000円程度が基本です。
主な流れ
クライアントによって差違がありますがほとんどの場合流れは同じです。
- 応募orスカウト
- 連絡を取り合い、調査日を決定
- 当日やること(質問事項、確認事項)を貰いすべて覚える(基本は)
- 調査に向かう
- 調査報告をする(専用のシステムがある場合もある)
- 報酬が振り込まれる
携帯キャリアの案件の場合、当日は短くて5分ほどで、長くて30分で終わります。
必要な能力
ほとんどの案件で重要なのは記憶と演技力です。バレてはいけない仕事なので不自然さを醸し出さないようにしてやらないといけません(一部のクライアントは変な質問をいれるからとってもやりづらいので注意。特にg○○g○○)。ですので質問事項を暗記して回答を記憶するのが重要です。私は質問だけ覚えて回答は適当にメモってます。
安定性
確かに報酬が高くコスパがとてもよいのですがひとつだけ欠けるところがあります。それは仕事の安定性です。当たり前なのですが基本的なルールがあります。主なものは2つです。
- 調査の回数制限
- 調査店の重複禁止
調査の回数制限がかなり痛手です。家電量販店の調査案件が来たと仮定します。その場合、自宅から近い場所など自身の都合によって店舗を選べるのですが調査回数に制限があります。ですので○件までと言われたらそれ以上は調査をできません。
これは不正防止のためにやっているものなのでやむを得ないです。
調査店の重複禁止が大問題です。単純に一度行った店舗はもう一度行くことができないというものです。当たり前のことですが別案件でも禁止です。要するに近所からやってくと最終的に遠くへ足を運ばないといけなくなります。別の言い方をすれば一時的な稼ぎにしかならないということです。
これも覆面調査員であることがばれないようにするためです。
以上の理由から覆面調査は高収入でコスパが良いが一時的な収益にしかならず継続的に収入を得るには不適合な仕事です。気軽にはじめられるものなのでやってみてはいかがでしょうか?
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